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キャッシュレス化が進む中国人社会 [トピックス]

中国進出コンサルタントの益子です。

4日付のYahoo!ニュースに、キャッシュレス化の進む中国の実情が記事になっていました。
【参考】中国、進むキャッシュレス社会 モバイル決済1年で5倍、1000兆円に 個人情報「ダダ漏れ」リスクも

北京や上海ではここ数年で、現金を持って歩く人々を本当に見かけなくなりました。
記事にも紹介されているように、どんなに小さなお店でもお店に貼ってあるQRコードを読み取るだけで、簡単に代金が支払えてしまいます。
それだけではなく、個人が使うウィチャット(微信)やアリペイ(支付宝)にも「受け取り」できる機能が予め備わっていて、「買い物を頼む時のお代を渡す」時や、「急な出費で友人に貸してもらうお金」までこうした電子マネーで事足りるようになってきています。
記事中には「実名制登録」の負の面が強調されていますが、そもそも銀行や携帯の登録にも身分証明書番号を使った「実名制登録」が前提で、電子マネーのトランザクション記録だけが持って行かれているわけでもありません。
「人民の行動は党と政府が管理する」ことが定着している中国では、個人情報を政府が一元管理することで生じるリスクよりも現実的に自分が享受できる利益を好むのが、現時点での実情と言えると思います。

こうした点を総合すれば、現時点で中国人マネーを漏らさず売上につなげるには「電子マネーを受け取る設備は必ず持っていた方が良い」ということになります。
また電子マネーはSNSとの親和性もよく、利用明細には利用額の他に「店舗名」や「商品名」も記載されているので、モーメンツなどに上げてもらい拡散してもらう事も可能かと考えます。

今年の国慶節も、日本のメディアでは依然として万単位での購入が続いていると報じていますが、現金のみの決済方法しか持たず、せっかくの中国人マネーを取りこぼしているお店も少なくないのではないでしょうか?

次の春節までに、決済方法を見直して「中国人マネー」の取りこぼしを防いでほしいものです。

【お知らせ】
弊社では決済方法も含めたソリューションで売上を伸ばす「プレミアムメゾッド」を用いて、御社の中国進出(含む日本での訪日中国人向け展開)をワンストップで支援しています。
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前半はほぼ予約が確定しておりますが、後半は月末にかけてまだ空席が若干ございます。
「中国進出を手がけることで、結果的に日本国内の売上も伸ばせる」ので、ご興味おありの方は今すぐ「info@premium-bridge.com」までご連絡ください。
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